糖尿病の原因と特徴
糖尿病の原因と特徴に、血糖値が慢性的に高くなるという症状があります。
血液中のブドウ糖の濃度を「血糖値」と呼びます。普通、血糖値は食事をすると上昇し、空腹になると下降します。血糖値が上昇すると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌され、上昇した血糖値を正常の範囲に戻してくれるのです。
インスリンは血糖値を下げることができる唯一のホルモンです。何らかの原因で、インスリンの分泌量が減ったり、インスリンの働きが不十分になったりすると血糖値は正常値に戻りにくくなり糖尿病の原因になってしまうのです。この状態が続き、慢性化したのが糖尿病です。
では、血糖値が高い状態が続く糖尿病を治療せずに放置していたらどうなるのでしょう。
動脈や毛細血管にダメージが現れ動脈硬化、脳卒中、心臓病などの命に関わる病気の原因になってしまいます。そのため、糖尿病と診断されたらすぐに治療を開始することが大切です。
平成19年度の厚生労働省の調査によると、糖尿病が強く疑われる人や糖尿病の可能性を否定できない、糖尿病予備軍が2210万人と推計されることが分かったそうです。平成14年度の調査では740万人という推計値が出ていました。この調査で、糖尿病にかかる日本人が増加傾向であることがわかりました。
健康診断で血糖値が高めと指摘された人は、糖尿病の予備軍かもしれません。
